入学要件

1. 高等学校又は中等教育学校を卒業した者
2. TOEFL PBT550程度もしくは、IBT85程度を取得している者 *
TOEFL (Test of English as a Foreign Language)
PBT(Paper-based Test)550以上
TOEFL IBT(Internet-based Test)85以上を取得することが必須です。
以下含む
 高等学校と同等と認定された在外教育施設の課程を修了した者
 高等学校卒業程度認定試験(旧大検)に合格した者
 大学において個別の入学資格審査により認めた者

⦁ TOEFL PBT550もしくは、IBT85に満たない者は、ロチェスターユニバーシティーのStandard ESL(スタンダード English as Second Language)レベル6を修了することで相当と認める。

TOEFL PBT 550とIBT85は、英検で言うところの準1級と2級の間くらいのレベルです。ロチェスターユニバーシティーの授業は全て、英語で行われますので、この程度のレベルが必要最低限となります。

ロチェスターユニバーシティー スタンダードESL

English as Second Languageコースは、レベル1〜6まであります。各レベルは3ヶ月間のコースとなっています。
学力要件
入学に必要な学力要件はコースのレベルなどにより異なります。ロチェスターユニバーシティーがそれぞれ独自の学力要件を定めているため、詳細はご相談ください。
高等教育機関(修士):学士課程を一つ以上修了していることが条件。また、教育機関によっては研究能力や学位に関連する勤務経験が審査対象に含まれる場合もあります。詳しくは大学院ページ参照
現地渡航時のビザ要件 必要な学生ビザはコースにより異なります。
⦁ 電子入学証明書を保持していること。
⦁ 航空運賃、コース費用、生活費に十分な資金があることの証明。
⦁ 英語力証明
⦁ 健康、人格要件を満たしていること。
⦁ 留学生健康保険への加入証明

CEFRのレベル分け

CEFRでは、習得レベルを「A:基礎段階」「B:自立段階」「C:熟達段階」に分けています。それぞれをさらに2段階に分類して以下の6段階に分けています。

A1:学習を始めたばかりの者・初学者
A2:学習を継続中の者・初級者
B1:習得しつつある者・中級者
B2:実務に対応できる者・準上級者
C1:優れた言語運用能力を有する者・上級者
C2:母語話者と遜色のない熟練者」

また、各レベルを判定する基準を以下のように定めています。 

CEFR言語運用能力
C2聞いたり、読んだりしたほぼ全てのものを容易に理解することができる。いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した法歩で再構成できる。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができ、非常に複雑な状況でも細かい意味の違い、区別を表現できる。
C1いろいろな種類の高度な内容のかなり長いテクストを理解することができ、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会的、学問的、業務上の目的に応じた、柔軟な、しかも効果的な言葉遣いができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細なテクストを作ることができる。その際テクストを構成する文句や接続表現の用法をマスターしていることがうかがえる。
B2自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的かつ具体的な話題の複雑なテクストの主要な内容を理解できる。お互いに緊張しないで母語話者とやり取りができるくらい流暢かつ自然である。かなり広汎な範囲の話題について、明確で詳細なテクストを作ることができ、さまざまな選択肢について長所や短所を示しながら自己の視点を説明できる。
B1仕事、学校、娯楽、で普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば主要点を理解できる。その言葉が話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近で個人的にも関心のある話題について、単純な方法で結びつけられた、脈絡のあるテクストを作ることができる。経験、出来事、夢、希望、野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短く述べることができる。
A2ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接関係がある領域に関する、よく使われる文や表現を理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄についての情報交換に応ずることができる。自分の背景や身の回りの状況や、直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる。
A1具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と言い回しは理解し、用いることもできる。自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰と知り合いか、持ち物など個人的情報について、質問したり、答えたりできる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助け舟を出してくれるなら簡単なやり取りをすることができる。

参照)ブリティッシュ・カウンシル、ケンブリッチ大学英語検定機構